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高低表 コースマップ

※高低表はクリックすると拡大表示。コースマップはクリックすると詳細図(PDF)が表示されます
※コース高低表&コースマップは前回大会のものです。2023年大会用のデータは完成しだいアップします

区 間 距 離 累 計 通過制限
スタート ~ 洲本大浜公園AS 29.7km 29.7km 9:05
洲本大浜公園AS ~ 灘AS 29.5km 59.2km 10:55
灘AS ~ 慶野松原AS 36.8km 96.0km 13:40
慶野松原AS ~ 多賀の浜AS 19.0km 115.0km 14:50
多賀の浜AS ~ 最終関門地点 22.1km 137.1km 16:10
最終関門地点 ~ ゴール 7.5km 144.6km 16:40

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※以下の画像はクリックすると拡大します

スタート→洲本大浜公園AS[区間距離:29.7km]

夜明けとともにスタート、コース序盤はフラットな道が続く

▲日の出前の薄明かりの中、順次スタート

▲前回大会も2,300名以上のサイクリストが集合

スタート地点は淡路島の北端に位置する国営明石海峡公園の中に設けた特設会場。例年、2,300名という多くのサイクリストが参加するが、今年の大会も同じ規模で開催予定だ。瀬戸内海から日が昇り始め、あたりがうっすらと明るくなりかけた頃、合図とともに、カテゴリーA(脚力に自信があり8時間程度で完走できる方)、カテゴリーB(ゆっくり走りを楽しみたい方)という順にスタート。

▲ASでは温かい料理で参加者の冷えた体を暖めてくれる

▲ASでは十分にウォーミングアップし、次に控える険しい山岳ステージに備えよう

「淡路島ロングライド150」は淡路島を時計回りに一周するが、国営明石海峡公園を出発したあと、島の東側海岸線を走る国道28号線を南下する。最初のAS(エイドステーション)である洲本大浜公園ASまでは市街地や海沿いを走るほぼフラットなコースだ。
スタートから約29km地点に設定された洲本大浜公園ASでは、例年ボランティアの方々によって温かい料理が用意されている。日の出前から風を切って走った冷えた体にはありがたい。

洲本大浜公園AS→灘AS[区間距離:29.5km]

最初の難関、平均勾配8%の峠越えがサイクリストを待ち構える

▲遠くに瀬戸内海が見える峠付近。勾配がきつく、自転車を押す参加者も

▲海岸線から一気に標高150mの峠まで一気に駆け上がる

洲本大浜公園ASを出発し、島の東海岸を県道76号線に沿って南下。ほぼフラットなコースが続くが、7kmほど進むと最初の難関となる立川の峠が始まる。一気に標高を150mまで駆け上がるこの峠道は平均勾配8%というハードな上り坂。峠の途中で押し歩きするビギナー・サイクリストも多い。

▲28km地点に設けられた最初の休息ポイント、洲本AS

▲ASでは温かい料理で参加者の冷えた体を暖めてくれる

峠を越えると今度は急勾配の下り坂が続く。カーブも多いので、オーバースピードで事故を起こさないように十分注意しよう。峠を下りきると視界が一気に開け、「南淡路水仙ライン」と呼ばれる海岸線に出る。天候に恵まれれば碧く輝く瀬戸内海の景色を楽しみながら走ることができる快適なシーサイドロードを進むと、スタートから59km地点にある灘ASに到着。

灘AS→慶野松原AS[区間距離:36.8km]

アップダウンが続き、最大勾配15%の登坂路もあるアワイチの最難関


▲きつい上りの連続でダウンする参加者も続出


▲遙か彼方に鳴門海峡をまたいで徳島に繋がる大鳴門橋の姿も見える

▲平均勾配8~11%、最大勾配15%といった峠道が連続する
灘ASから次の慶野松原ASまでは区間距離も36.8kmと最も長いが、厳しいアップダウンの続く淡路島ロングライドの最難関ルート。峠から遠くに雄大な大鳴門橋を望める絶景ポイントもあるが、その景色を楽しんではいられないほどの激坂(最大勾配15%)の連続が待ち構えている。天候や体調によっては力尽きてしまうサイクリストも。この区間には「リタイア推奨地点」というポイントが設けられていて、リタイアした参加者を専用のバスでピックアップ。

しかし、この難所をクリアできれば完走に一歩近づく。険しい峠道を走り切ると、観光スポットで賑わう南あわじ市の市街地に入るが、その後ルートは再び海岸線に戻る。瀬戸内海を左に見ながら快走すると、次のエイドステーションである慶野松原ASが現れる。

慶野松原AS→多賀の浜AS[区間距離:19.0km]

左手に瀬戸内海が広がる淡路サンセットラインを北上

▲慶野松原ASでもボランティアの皆さんによる美味しい補給食が提供される

▲海岸沿いの松林の中に設けられた慶野松原AS

約2.5kmに渡って約5万本の黒松が広がる白砂青松の景勝地に設けられているのが慶野松原AS。このエイドステーションでも地元のボランティアの皆さんが地元の自慢料理を用意してサイクリストを待っていてくれる。ここまでの疲れを癒やし、しっかり栄養補給をして慶野松原ASを出発。県道31号線を北上して次のエイドステーションである多賀の浜ASを目指す。左手に穏やかな瀬戸内海が広がる県道31号線は海に沈む美しい夕日が見られることから「淡路サンセットライン」と呼ばれている。

▲碧く穏やかな瀬戸内海を左手に見て島の南岸を北へ進む

▲海沿いに設けられた最後のエイドステーション、多賀の浜AS

慶野松原ASからフラットで快適な「淡路サンセットライン」を進みこと19.0kmで多賀の浜ASに到着する。多賀の浜の通過制限時刻は14時50分。そろそろ体力もかなり消耗してくる頃だが、タイムアウトにならないように時間のチェックを怠らず、完走をめざそう。

多賀の浜AS→GOAL[区間距離:29.6km]

明石海峡大橋が見えたらゴールは近い、だがその直前に最後の難関!

▲明石海峡大橋がだんだん大きく見えてくる、ゴールは間近だ

▲北上を続けると海の向こうに対岸の明石市が見えてくる

多賀の浜ASを出発すると、対岸に明石市の町並み、前方に明石海峡大橋が見えてくる。島の北端に近づくと、全長3,911m、橋脚の高さ283m、中央部分(主塔の間)の長さだけでも1,991mもあるという明石海峡大橋が雄大さを増して迫ってくる。橋の直前、淡路島の北端にある江崎灯台に付近に淡路島ロングライドの最終関門地点が設けられている(スタートから137.4km地点)。ここの通過制限は16時10分。明石海峡大橋の下をくぐればゴールまでは7.5kmとあとわずか。

▲ゴール間近の緩やかだが長い坂道。ここさえクリアすればゴールはすぐそこ!

▲制限時間内にフィニッシュすれば完走証をゲットできる!

しかし、この区間で最後の難関が参加者を苦しめる。ゴール手前のだらだらと続く長い上り坂だ。勾配はそれほどでもないが、早朝から150kmあまりを走り続けてきたサイクリストにとって、この長い上りは最後の試練となる 。
しかし、この坂を登り切ってしまえば、ゴールの国営明石海峡公園はもう目の前。
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